木曜日, 4月 19, 2012

居心地のいい場所

旅をすると、いろんなことが見えてくる。

とっても小さな自分だったり、
自分のいた場所が、どれだけ居心地のいいところだったかがわかったり、
ともに食事をして、会話をする人が隣にいることの喜びだったり、
同じ景色を見て共感することができる人が横にいたり。
そして、そこに自分がいることを喜んでいることを感じられたり。

旅の終わりがけのトランジットのシンガポールで、
現地で働いている日本人の彼女と夕食をともにした。
旅の話になり、どこがよかった?
と訪ねると、
ある部分はゴルフ場があるような、少し開発が進んだ小さな島の
そこから外れた開発が進んでいない小さな村の、そこに住んでいる人たちが忘れられないと。

旅をして、その場所を楽しめるのに左右するのは
そこに住んでいる人から受け入れてもらえるか
そうでないかってのはすごく大きいような気がする。
歴史的になにかトラブルがあったりした場所では
なかなかとけ込むのが難しいだろう。
ただ、旅行する者の心に
『わたしは、わるいものではありません。ほんのしばらくここで楽しませてください。』
と、いう思いがあれば
受け入れ先でも、その心は伝わる。

これは何にだって当てはまる。
どんな仕事をしていたって、
相手の気持ちを思うことによって、
かなりのことがスムーズにいく。
わたしがわたしが!俺が俺が!では
相手がひいていくのは目に見える。

旅先でたくさんのいい思いをした私は、
たとえそれが、ほんの日帰り旅行であろうとも
ちょっとご近所からのお茶タイムであろうとも
迎え入れる側が
相手が心地よく帰っていってもらえるように
自分の店でも、朗らかな心でお迎えしたいなぁと
こころに念じた。

そんな小さな思いが
世界平和につながっていくと

やっぱ、北風と太陽だよなぁ

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